運動するのに大切なのは時間だけだと思っていませんか?
体重を落とす為には
時間だけでなく
運動強度
というものが非常に大切になってきます。
せっかく運動するなら適切な運動強度で行いたいですよね?
今日はそんなあなたの為に
国によってしっかりと定められている運動強度(Mets)
について解説していきたいと思います。
Metsは厚生労働省によって定められている
Metsとは
Metabolic Equivalentsの略で
代謝相当量のことです。
厚生労働省によって定められている指標の一つで
運動量や体力、身体活動量を表しています。
具体的には
運動をした後に、安静な状態の時と比較して
どのぐらいの代謝が発生しているのかを数字で示したものが、Metsです。
運動をしていない安静な状態のMETを1.0 Metsとし
運動をした後に3.0 Metsの場合には
運動したことで3倍の代謝が行われたと考えることができます。
ダイエットをするなら3 Mets以上の運動が必要
体脂肪を燃焼させてダイエット効果を得るためには
基本的には3.0 Mets以上の運動が必要です。
厚生労働省では
健康維持のために3 Mets以上の運動を毎日60分間すること
を推奨しています。
例えばウォーキングをするなら
普段歩く時と同じぐらいのスピードでも3 Metsの運動強度があります。
特に早歩きをする必要はありません。
歩くだけなら時間さえ確保できれば
誰でも60分続けられるのではないでしょうか。
脂肪燃焼やダイエットを目的とした運動という点では
いつも通りのスピードで行うウォーキングは
最もハードルが低い運動と言えます。
普段よりも早歩きでウォーキングをすると
5Metsの運動強度を得ることができます。
エクササイズの時間を設けて歩いても良いですが
早歩きなら毎日の生活の中のいろいろなシーンで活用できそうです。
移動する時や通勤時などにうまく取り入れることで
日常生活の中で効率的な運動効果とダイエット効果を得られます。
ジョギングやランニングなど
歩くのではなく走る運動はMetsが高くなります。
ゆっくり走るジョギングでも6Metsありますし
ランニングは8Metsと、高い運動効果が期待できます。
走ることが苦手な人や嫌いな人にとっては
毎日続けるとストレスが溜まってしまうかもしれませんが
短時間で効率的に脂肪を燃焼するという点では
ジョギングやランニングのような高Metsの運動がおすすめです。
前回の記事に書かせていただいたHIITトレーニングもとてもおススメです!
素早く痩せられるダイエット法『HIIT』ってどんな運動?
https://eiyou-yakuzai.work/archives/349
運動は続けることが大切
体脂肪を燃焼してダイエット効果を得るためには
毎日何かしらの運動をして、体脂肪を燃焼する作業が必要です。
運動と言っても多種多様ですし
その人によって好き嫌いがあるでしょう。
そのため、走ることが嫌いな人なら
週に1回ぐらいはジョギングやランニングを取り入れ
残りの日は歩くだけにするというのも、十分にありです。
ダイエットのメカニズムについて解説しておりますので
よければこちらの記事もご参照ください。
ダイエットで体重はどのように減るのか?メカニズムを知れば成功に近づく!
https://eiyou-yakuzai.work/archives/54
まとめ
本日は運動強度について解説してきました。
大切なことは
継続していくこと。
です。
ダイエットに適切な運動強度は
時間が確保できるのであれば
毎日60分以上のウォーキングorジョギング
確保できなくとも
運動するならば30分以上の運動を続けるようにしましょう。
なぜ30分以上必要かは以前解説いたしましたので
こちらも読んでみてください。
有酸素運動と筋トレ、どっちがいい?
https://eiyou-yakuzai.work/archives/344
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