みなさんはキノコ大好きですか?
私は、しいたけ、えりんぎ、えのき、もちろん松茸も、キノコ全般大好きです!
形や大きさ、色もさまざまで、副菜にもなるし、肉の代わりに主菜にもなる、万能な食材きのこですが、栄養にも優れていたというのはご存じですか?
今日はそんなキノコについて解説していきます。
キノコは栄養学専門家からも注目されている!?
みなさん知っていましたか?
キノコ類って実は栄養学の専門家からも注目されている食品なのです!
その理由は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているだけでなく、
きのこは、低炭水化物、無脂肪食品で、タンパク質が含まれているという特徴があります。
カロリーは1食分で約15kcalと低めですが
きのこには、ビタミンB6、葉酸やマグネシウムなど約15種類のビタミンとミネラルが含まれていると言われています。
また、抗炎症作用のあるエルゴチオネインやセレンなどの抗酸化物質も豊富に含まれています。そのため、ケガなどで軽い炎症が起きているときや、多発性硬化症、関節リウマチなどの自己免疫疾患があるときに摂取するとよい食品です。
キノコ類はビタミンDが含まれる数少ない食品でもあります。
ビタミンDは、骨を丈夫にしたり、炎症を抑えたり、免疫機能を高めたりするのに重要な役割を果たします。
一口にキノコといっても何千もの種類があり、その多くが異なる栄養成分を持っているのも興味深い点といえます。
たとえば、米国で消費されているキノコ類の約90%を占めるホワイトマッシュルームには、1食あたり300mgのカリウムが最も多く含まれています。
食物繊維は椎茸が最も多く(1食あたり2g)もあります。
また、シイタケは生の物より干しシイタケの方が栄養価が上がります。
生シイタケ | 干しシイタケ | |
食物繊維 | 約5g | 約41g |
ビタミンD | 約0.4μg | 約12.7μg |
カリウム | 約270mg | 約2100㎎ |
葉酸 | 約50μg | 約240μg |
こちらは一例にはなりますが、生の物と干したものとでここまで差が出てきます。
正直びっくりですよね。笑
カルシウムを効率よく摂取したいと考えている方には干しシイタケは強力な味方となりますね!
ミネラルとはどんなものか気になった方は是非こちらの記事も参考にしてみてください。
ミネラルとは?意外と知られていないその働き
https://eiyou-yakuzai.work/archives/516
キノコを食べるメリットは?
キノコを摂取するメリットはたくさんあります。中でも個人的に重要だと思う点について解説していきます。
免疫をサポートしてくれる
免疫をサポートする栄養素が含まれているという点は注目に値します。
近年、『コロナの発症、重症化を防ぐ為に免疫力を向上させよう。』ということで、免疫力を上げる食品が注目されています。
すべての種類の食用キノコには、さまざまな種類のタンパク質と繊維が含まれています。
ビタミンB群や強力な抗酸化物質であるセレンも含まれていて、免疫システムをサポートしたり細胞や組織の損傷を防いだりするのに役立ちます。特に、ある種のキノコは、DNAの損傷から細胞を保護し、腫瘍の形成を抑制することで、がんを予防する可能性があることが示されています。
また、キノコの抗酸化物質は、アルツハイマーなどの神経変性疾患の治療や管理にも役立つ可能性があると言われています。
コレステロール値を下げてくれる
別の健康面でのメリットとしては、特に太った人のコレステロール値を下げる効果があることがわかっています。また、植物性栄養素は、細胞が血管壁に付着してプラークが形成されるのを防ぐ働きがあり、血圧や血液循環を正常に保つことで心臓の保護に役立ちます。キノコのグルタミン酸は料理にうまみをプラスする効果があるので、塩分を減らして血圧や心臓病のリスクを下げることにもつながります。
キノコの調理法により栄養価が変わる?
このように数多くの栄養素が含まれているキノコ類ですが、食べ方によって効果が異なることがあります。前述した生シイタケと干しシイタケの栄養価の違いもその一つです。
キノコ類は生で食べても消化器系に良い影響を与えますが、特定の調理法では栄養価が高まることがわかっています。
ある研究結果では、特定の種類のキノコをさまざまな調理法で調べた結果、キノコは短時間で調理すると、ビタミンや栄養素が残りやすいことがわかりました。
また、キノコを電子レンジで加熱したり、グリルしたりすると、茹でたり揚げたりした場合に比べて、抗酸化作用が有意に高まるという結果も出ています。
キノコの保存方法はこれ!ひと手間加えて保存力大幅アップ!
最後にキノコの保存方法ですが、これかなり重要です!
実はキノコ類はすぐに劣化してしまいます!!
パックされたものを買った場合は、パックから取り出して、それぞれのキノコの特性に合わせた保存方法で保存するのがおすすめです。
キノコ類は水気を嫌うので、基本的に買ってきたキノコはキッチンペーパーで包んだ後、ジップロック等の保存袋で保存するようにしましょう。
キノコを保存するのに適している温度は2℃~5℃の間ですので、温度が少し高くなる野菜室よりも冷蔵室に入れるのが正解です。
まとめ
本日はキノコの魅力について解説してきました。
まずキノコは栄養学的にもかなり注目を集めている食材です。
脂質がなく、低糖質でたんぱく質が含まれています。
これはダイエットや減量をしている方にとって強い味方になりますね!
ビタミン、ミネラルも豊富です!
栄養価だけでなく
免疫機能のサポートや、コレステロール値を下げてくれるサポートをしてくれる効果も持っています。
注意点としては、保存方法です。
キノコ類は劣化しやすいので以下の4点を気を付けてください。
- パックから取り出す
- キッチンペーパーで包む
- ジップロックで保存
- 冷蔵室で保存
本日はこちらで以上となります。
疑問や質問などございましたら、お気軽にコメントを残していってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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