カロリーとエネルギーの事きちんと理解してますか?ダイエットしている人必見です!

ダイエット

ダイエットや減量を始めると必ずこの言葉を耳にして気にするようになりますよね。

それは、『カロリー』『エネルギー』です。

健康を保つために欠かせないのが、健全な食生活です。

そのためには、栄養素をバランスよく摂ることが重要ですが、同時にカロリー摂取量を気にしている方も多くいます。

特にダイエットをしている人は、できるだけカロリーの低い食品を摂ろうとするものです。

こうした傾向が強いため、販売されている食品やレストランなどにあるメニューには、それぞれの食品のカロリー数が記載されていることが多いです。

このように、耳にする機会の多いカロリーですが、きちんと理解することでより健康的な食生活を送る助けとなります。

ということで、今日はそんなカロリーやエネルギーについて解説していきたいと思います。

そもそも『カロリー』『エネルギー』ってなに?

まず、カロリーとはエネルギーを示す単位の一つです。

具体的に言うと、

1mlもしくは1㏄の水を1度上昇させるために必要なエネルギーの量を1cal

と定めています。

食品表示では1000calとなる「kcal」という表示をすることが多いです。

人間でも機械でも動くためには、必ずエネルギーを必要とします。

機械の場合は電気を流したり、原油などを燃やしたりしてエネルギーを作ることになります。

人間の場合は、食料というエネルギー源を補給して、それを細胞内で燃やすことによってエネルギーを作り出しているわけです。

どのくらいのエネルギーを作り上げられるかというのを示すのが、カロリーと言うわけです。

ダイエットとエネルギー、カロリーの関係性

体重が増えていくパターン

食事をして得たエネルギーは運動によって消費されることになります。

たとえば、500kcal相当の食事を摂っても、その後に500kcal分の運動をすれば、食べた分はすべてエネルギー消費に回ってしまいますので何も残りません。

一方で、500kcalの食事をしたのに400kcal分の運動しかしない場合は、100kcalが消費されずに残ります。

この残ったエネルギーをどうするかというと、人体はそれを無駄に排出するのではなく内部に蓄えて、いずれ必要となった時に保存しておけるようにします。

いわば電気をバッテリーに充電しておくような形です。

しかし、食料をそのままの状態で保管しておくわけにはいきませんから、人体の中で複雑な工程を経て別の形で蓄えられることになります。

それが、脂肪という状態です。

そして、食料では補給できない状態下で、エネルギーが必要になった場合に使うのです。

体重が減っていくパターン

では、逆になるとどうなるでしょう。

食事で500kcalを摂ったものの、運動を多くしたために600kcalが必要となるということもあるわけです。

こうした場合、食事からのエネルギーでは足りません。

そこで、

保管していた脂肪が必要になるのです。

脂肪を燃焼させる工程を経てエネルギーに変換され、それが運動をするための力となります。

こうして、食事と脂肪、そして運動のバランスが保たれていきます。

このバランスが崩れると、通常よりも何かが減ったり増えたりします。

運動が多く食事が少ないと脂肪が減っていきます。

逆に食事が多く運動が少ないと、今度は脂肪が増えていくわけです。

このように、いかにして食事と運動のバランスを取るかによって、体形が決まってくるということになります。

以前も解説しましたが、ダイエットを成功させる為には

消費エネルギー>摂取エネルギー

です。

今回の言葉で言い直すと

エネルギー>カロリー

という生活習慣を作ってしまえば自然と体重は減っていきます。

体重の落とし方で悩んでいる方がおられましたら

こちらでも解説してますので良ければ読んでみてください。

健康的に痩せる。体重をしっかり落とすダイエット法!

https://eiyou-yakuzai.work/archives/315

栄養素によって異なるエネルギー量って知ってますか?

みなさん。食品の中でも、それぞれの栄養素によって異なるエネルギー量を持っているというのは知っていますか?

3大栄養素で比較すると、1g当たり脂質においては9kcalあり、炭水化物では4kcal、そしてたんぱく質は4kcalを持っています。

よく『炭水化物は太るから食べない方がいい』と言いますが、炭水化物より脂質を減らした方が摂取するカロリー量が減らせます。

しかし、食事に置いて大切なことがバランスです。

それぞれをバランスよく摂ることが勧められています。

つまり、同じカロリー数でも、すべてたんぱく質から摂取するということではなく、50%以上を炭水化物、20から30%を脂質から、13から20%をたんぱく質から摂ることが望ましいとされているのです。

こうすることで、より健康的でバランスの良い食生活を送れます。

世の中には『〇〇抜きダイエット』や『〇〇だけダイエット』といったものが多く存在します。

これらのダイエットに共通するのは、『短期間で効果がでる』ということです。

それだけ聞くと『めっちゃええやん!よし、やってみよう!』

となりますが、栄養素のバランスが崩れてしまうため目標体重を達成して食事を戻してしまうとすぐにリバウンドする恐れがでてきます。

まとめ

今日は『カロリー』と『エネルギー』について解説してきました。

これらを理解してうまく付き合うことがダイエットへの第一歩となるでしょう。

体重を増やすのも落とすのも消費エネルギーと摂取エネルギーの関係性が大切になってきます。

しかし、それだけでは綺麗に、健康的に痩せてはいきません。

どの栄養素も人間が生きていくのには非常に大切なものです。

とくに三大栄養素というのは、必ず摂取しなければいけません。

全エネルギー摂取量のうち炭水化物:50% 脂質:20~30% たんぱく質:13~20%

この範囲で食事をするのが理想となってきます。

いきなりここに合わせるのは大変だとは思うので、

まずは理想から一番離れている栄養素の改善に努めましょう。

一歩ずつで大丈夫です。ダイエットは短期決戦ではなく長期決戦です。

今から頑張れば夏にはある程度結果はでてきます。

何事も続かなければ意味がないので、無理のない範囲でダイエット頑張りましょう!

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