野菜ってどうやって食べるのがいいのか。生野菜と温野菜のメリットデメリットについて解説。

栄養

皆さん!野菜食べていますか?

サラダにしたり、炒め物、煮物でもおいしいですよね!

ビタミンや食物繊維も豊富でカラダにめちゃくちゃいい食べ物です!

そんな野菜ですが、生野菜で食べるのか、それとも温野菜で食べるのか

で悩んじゃう事ってありますよね?

生野菜は野菜の瑞々しさがあり、温野菜は温かくすることにより野菜の甘みが増え

どっちもとても素晴らしい食べ方だと思います。

そんな二つの食べ方について今日はまとめていきます!

よければ最後まで読んでみてください。

はじめに

食卓にさわやかさを与えてくれると共に、健康的な食生活を送るためには野菜は欠かせない食材ですよね!

日本は世界的に見ても野菜をたくさん食べる国であり、その調理法のバリエーションも豊富です。

とはいえ、普段生活している中で、意識しないと野菜の摂取量が少なくなってしまうものです。

実際に厚生労働省の調べによると、摂取量は成人男性で約290g、女性で約270gとなっており、本来の目標である350gと比べると男女とも少ない結果となっています。

そのため、工夫していろいろな方法で食べることがカギとなります。

野菜にはいろいろな料理の仕方がありますが、気軽に食べられる方法としてはサラダのような生野菜と、レンジや蒸し器で温める温野菜があります。

それぞれのメリットやデメリットがありますので、どんな食べ方を中心とするかを考えてみたいものです。

メリット

生野菜のメリット

まず生野菜ですが、野菜を切って盛り付けドレッシングなどをかけるだけで食べられるのは、とても便利で気軽です。

しかも、フルーツや鶏肉、魚介類などと組み合わせて、いろいろな味にすることができますし

ドレッシングの種類もかなり豊かにあります。

なによりも、舌をさっぱりとさせてくれますので、食事の初めに食べると食欲が湧きますし、他の料理の合間に食べて気分を変えることもできます。

他にも、野菜そのものの味わいを楽しめるというのも、サラダならではのメリットと言えます。

生野菜の栄養面は?

栄養面でのメリットもあります。

生のままだと熱によって栄養素が壊れないので、特に野菜から摂りたいビタミン類を効率よく摂取できるのが、生野菜を食べる良さでもあります。

ビタミン類には熱に弱い性質があるので、摂取する際には注意しましょう。

詳しくは以前にビタミンについてまとめてありますので

よければ参考にしてみてください。

ビタミンの働きについて~水溶性ビタミン編~

https://eiyou-yakuzai.work/archives/449

ビタミンの働きについて~脂溶性ビタミン編~

https://eiyou-yakuzai.work/archives/424

温野菜のメリット

メリットとしては、熱を通すことによってかさが減ると共に柔らかくなりますので

食べやすくなりその分たくさん食べられますので十分な栄養補給ができることにつながります。

また、温めることによって繊維質が柔らかくなり消化にも良いというメリットも考えられます。

さらに温かいということもあって、体を温める効果も期待できます。

こうしたことから、冬の時期ちょっと調子を崩している時、風邪を引いている時などに食べると効果的です。

さらに、熱によって吸収率が良くなる栄養素もあります。

カロテンがその代表例で、油で炒めたりレンジで温める時にオリーブオイルやごま油などを垂らしたりすると良いでしょう。

生野菜のデメリット

一方で、いくつかのデメリットもあります。

まず、生だと繊維質がそのままの状態ですので消化吸収がしづらいこともあります。

そのため、一度にたくさん食べると胃や腸の調子が悪くなってしまう可能性があります。

また、栄養吸収が悪いので、たくさん食べてもせっかくの栄養素を生かせないというのも特徴です。

特にビタミンAは軽く火を通したり、油と一緒にしたりすることによって吸収効率が良くなるとされています。

さらに、生野菜はそのままだとたくさん食べられないというのも、一つのデメリットと言えます。

かさばりますので、たくさん食べているように見えても、実のところはそれほどでもないということが多いのです。

ちなみに、生の野菜は体を冷やすので良くないという意見もありますが、それは野菜の種類と量にもよります。

体を冷やすと言われているのは、食材に尿による排出を促すカリウムや水分がたくさん含まれているケースです。

トマトなどの食材だけだとそのようなこともありますが、いろいろな野菜をまんべんなく用意すれば、通常の量では体を冷やすということはありません。

温野菜のデメリット

温野菜のデメリットとしては

ビタミンCなどの一部の栄養素が熱で壊れてしまうという点があります。

しかし、熱の加え過ぎをしないとか、酢を少し垂らすとビタミンCが壊れないなどの工夫をすることも可能です。

また、野菜の鮮やかな色合いが薄れてしまうというのもデメリットです。

やはり温め方や、油の使い方によって色を保てる工夫もできますので

調理法次第というところもあります。

例えば、色鮮やかなブロッコリーのゆで方は

  1. ボールの水を入れ、ブロッコリーの房を下にしてねじるようにして洗う。
  2. たっぷりのお湯を用意する
  3. 少し味の薄いくらいの塩分濃度になるまで塩を入れる
  4. 蓋をせずに沸騰させたまま1分半~2分ブロッコリーをゆでる
  5. 茹で終わったらすぐに氷水で冷やし(粗熱とれればok)色止めする。

これを意識するだけで濃い緑色のおいしそうなブロッコリーが茹で上がります。

このように、少しのポイントを抑えるだけで食卓の野菜の色が大きく変わります。

まとめ

本日は野菜の食べ方について解説いたしました。

結論は、両方よい!ということです。

生野菜、温野菜ともに良いとこ、悪いとこがあり

それを楽しむのも食事の醍醐味だと思います。

私は、管理栄養士として野菜を350g毎日食べるようにしよう、とか

毎日〇〇g以上のたんぱく質を摂取しよう。

とか伝えたりしますが、

一番大切な事は・・・・・

食事を楽しむことです。

無理して健康的な食生活をしてもそれは続かなければ、ストレスも溜まり体にとって毒となります。

生野菜のがビタミンの摂取効率がーーー

温野菜のが量が食べられるからーーー

などいろいろありますが、美味しく毎日楽しく食べられていればそれでいいのではないか?と思います。

めちゃくちゃ偏って食事については注意しますが、ある程度のバランスが摂れていれば大丈夫です!

楽しく食事をして健康な毎日を手に入れましょう!

 

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