一月に入り、アレルギー性鼻炎の方が増えてきました。
例年に比べるとマスクをつける習慣もあってか減ってはいますが
それでも、もうあのシーズンまで目前ということで
今日は・・・・
花粉症対策の食事について解説していきたいと思います。
近年、日本国内で花粉症患者が増加していると言われ続けています。
とくに若年化が指摘されており
子供のうちから花粉症に悩まされるケースが増えていると言われています。
そもそも花粉症ってどんな病気?
花粉(アレルゲン)が鼻や目といった粘膜に触れた際に体がアレルギー反応を示したものです。
くしゃみや涙、鼻水などの形で接触した花粉を体外に排出しようとする働きが、不快感や不便となって現れるわけです。
人間の体から異物を排除する働きはとても重要なものですから
この花粉に対するアレルギー反応は正常な反応とも言わるわけですが
それが過剰に反応することで日常生活に深刻な影響を及ぼしてしまうケースが増えているのです。
いくら異物を排除するために反応しているからといって
一日中鼻水やくしゃみに悩まされているような状態では、仕事や学業に支障をきたしてしまいます。
医療機関での治療も含め、いろいろな花粉症対策が行われていますが
その基本として食生活の改善が重要と言われています。
食生活は健康的な体作りの基本ですから、まずその段階でアレルギー反応が過剰にあらわれないような環境づくりが求められるのです。
花粉症対策の食生活
2つのアプローチが考えられます。
花粉症対策食生活その1
免疫機能そのものに働きかける効果が期待できる栄養素・食材を摂取すること、
免疫機能そのものへ働きかける働きを持つ成分としては
まず近年注目されている乳酸菌が挙げられます。
ヨーグルトをはじめとした乳製品の発酵食品に含まれており、腸内環境を整える働きで知られています。
じつは腸内には体内の6割とも言われる免疫細胞が生息しており
腸の働きを改善することで花粉症をはじめとした免疫機能の過剰反応を防ぐ効果が期待できると考えられています。
関連記事として以前にダイエットと腸内環境についてまとめたものがございますので
よければこちらもご参照ください。
ダイエット効果は腸内環境で決まるって本当?
https://eiyou-yakuzai.work/archives/82
次にビタミンD。
インフルエンザなどウイルス性疾患への免疫を高める働きでも注目されている成分ですが
不足することで花粉症などの免疫異常をもたらすと言われています。
この成分の特徴は日光、つまり紫外線を浴びると体内での合成が促される点です。
日照時間が少ない冬場はもちろん、日頃外出する機会が少ない方や
日焼け止めで紫外線をブロックしている方は不足する可能性があります。
イワシやシラス、干しシイタケなどに含まれているので
食事で補うのも食事での花粉症対策の一環となるでしょう。
花粉症対策食生活その2
体の免疫機能の調節に間接的に役立つ栄養素・食材を摂取することです。
どちらか一方ではなく、両方を意識しながら食生活の改善を図っていくことが大事です。
間接的に働きかける成分では腸内環境の改善に役立つ成分・食材が重要です。
とくに積極的に摂取を心がけたいのが食物繊維です。
消化をよくする成分でよく知られていますが
腸内で善玉菌のエサになることで腸内環境全体を整え、免疫細胞の働きの活性化にも役立ちます。
次にストレス耐性を高める成分。
よく言われているように、ストレスの蓄積は免疫機能の低下を招きます。
さらには睡眠障害の原因となることで疲労の蓄積をもたらし
ますます免疫機能を低下させてしまうなど悪循環をもたらすリスクも抱えています。
またストレスは活性酸素を増やすことで肌にかゆみをもらたす面もあります。
ストレスが蓄積すると消費されてしまうビタミンCを筆頭に
活性酸素の生成を抑制するビタミンE、ビタミンAなどを積極的に摂取してみましょう。
ビタミンAは食物繊維が豊富に含まれている緑黄色野菜を摂取すると一石二鳥の効果も期待できます。
まとめ
本日の内容で大切な内容は以下の通りです。
花粉症対策するには免疫力!!
食事での対策はなかなか効果を実感しにくいこともあって続けるのが難しいものです。
しかし免疫機能の過剰反応を防ぐことが花粉症対策の重要な目的となるわけですから
花粉症の悩みを抱えている方は地道な食事でのアプローチも心がけてみてはいかがでしょうか。
免疫力を意識する食生活を始めると花粉症だけでなく
風邪などの病気にもかかりにくくなったりとした効果もあります。
普段の食生活を少し見直して健康な体を作ってみましょう!
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