疲れやすいと感じるあなたに贈る!食事を変えて疲れを取ろう

栄養

疲労の蓄積は現代人の多くが抱えている悩みです。

疲労のせいで集中力が低下している

作業の能率が落ちて残業が多くなった

そんな経験をしている方はいませんか?

ゆっくり休む時間が確保できなくなることでますます疲労が蓄積していくそんな悪循環に陥ってしまっている方も多いはず。

そんな疲労回復を日常生活の中で改善していくうえで重要になるのが、睡眠と食事です。

今回は、疲れやすい現代人みんなに読んでいただきたい疲労回復の為の術を解説していきます。

疲労回復させるためにはどうするの?

疲労を回復させるには、二つの方法しかありません。

一つは睡眠改善、もう一つが食事です。

睡眠改善となるとすぐに実行できない場合もあるので、まずは食事による体の内面からのアプローチを心がけてみましょう。

そもそも栄養バランスの乱れなどの影響で疲労が蓄積しやすい環境になっていることもありますし、それが心身の健康に悪影響を及ぼすことで睡眠障害に陥ってしまっている可能性もあります。

とくにストレスが溜まりやすい方や更年期の女性、月経周期が乱れやすい女性は食事でのアプローチが欠かせません。

疲労回復しやすい食事とは?

そんな疲れに効く食品と言えば、やはりビタミンB群が豊富に含まれている食材です。

ビタミンB群は食事で摂取したたんぱく質を筋肉や皮膚へと変える代謝をサポートする成分として知られていますが、エネルギー産生においても重要な役割を担っています。

いくらエネルギー源となるたんぱく質や炭水化物を摂取していても、ビタミンB群が不足しているとエネルギー不足に陥る可能性があるのです。

そしてエネルギーが不足していれば疲れやすくなり、回復しにくくなります

疲労回復の観点から見ると、ビタミンB群のなかでもとくにビタミンB1とB2が重要な存在です。

どちらもレバーに豊富に含まれているので、積極的に摂取してみましょう。

ビタミンB1は他にもうなぎ、豚肉、かつお、豆類などに含まれています。

一方、ビタミンB2はうなぎ、いわし、さんまといった魚類のほか、牛乳や納豆でも摂取できます。

そのほかのビタミンB群では、豚ロースや鶏のむね肉に含まれているナイアシン

牛もも肉、鶏ささ身に含まれているビタミンB6なども併せて摂取していきたいところです。

ビタミンB群で注意したいのは、肉類に多く含まれているため、肉ばかりに頼った食生活に陥りがちな点です。

魚や大豆などもうまく取り入れながら、たんぱく質や脂質のバランスも意識して毎日のメニューを心がけてみましょう。

ビタミンではカルシウムの吸収を促し健康な骨を作るうえで重要な役割を担っている『ビタミンD』も疲労に効く食品です。

免疫力とも深く関わっており、不足すると疲労が蓄積している人にありがちな

「とくに病気をかかえているわけではないけれどもなんとなく調子が悪い」

といった状況になりがちです。また更年期以降の女性は骨粗鬆症のリスクが高くなり、疲労から骨折などの怪我に結びついてしまうこともあるので、うまく摂取したいところです。

サケ、さんま、いわしといった魚類に含まれているほか、日光を浴びることで体内での合成を促すことができます。

老化が原因で疲労が蓄積し回復が遅れやすくなるため、抗酸化作用を備えたビタミンCとビタミンE、さらにポリフェノールの摂取も検討してみましょう。

ビタミンCはストレスへの耐性を高める作用、ポリフェノールは血行を改善する作用もあるので、疲労に強い体作りにも役立ちます。

ビタミンCは柑橘類や野菜、ビタミンEはナッツ類やかぼちゃ、植物油

ポリフェノールはブドウやトマト、ブルーベリーなど、鮮やかな色をした野菜に多く含まれています。

まとめ

こうして見ると、ビタミンが疲労回復においてとても重要な役割を担っていることがわかるでしょう。野菜や肉類など摂取しやすい食材に含まれていることからも、まず日常生活の中で取り入れたい成分です。

ビタミンについては以前に脂溶性ビタミン、水溶性ビタミンに分けて解説してありますので良ければこちらも参考にしてみてください。

ビタミンの働きについて~脂溶性ビタミン編~

https://eiyou-yakuzai.work/archives/424

ビタミンの働きについて~水溶性ビタミン編~

https://eiyou-yakuzai.work/archives/449

そして疲労回復に大切な食品を最後にもうひとつ紹介しておきます。

それはオクラや長芋、なめこといった「ネバネバ系」の食品です。

これらは疲労回復のほか、夏風邪対策に役立つなど免疫力を高め、胃腸の調子を整えるといった作用が期待できます。

これらは少々好き嫌いが分かれやすい傾向がありますが、好きな方は積極的に、そうでない人もうまく食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

食事を変えるというのは意識しなければかなり難しいです。

ですが

食は人を造るものです。

何か体の事で悩みがあるのであれば、まずは食事を変えてみるのがいいと思います。

毎日とりあえずご飯を食べる。のではなく、今の自分には何が必要なのか。というのも意識した食事メニューになると体の悩みも解消できるかもしれません。

これを期に一度食事を見直してみませんか?

 

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